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【メールマガジン】石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」vol.17

booktalk

昔よりもみんな「悪人」になったのか?
東京に少年のもの乞いが現れる日……
今回は切ないけれど胸にずしりと響くブックトークです。

石田衣良

単品購入 432円(税込)
定期購読 月額 864円(税込)

 

017 2016年3月11日

00 PICK UP「好きな人の前で可愛く振る舞いたいのに……」

今回は若い子からの質問が多くて、おじさんたちからするとほほ笑ましい悩みがたくさんありました。いいなぁ、19、20歳に戻れたら楽しいだろうな(笑)。

01 ショートショート「少年の汚れた手」

数年前、フランス・リヨン市に招かれてブックフェアに出かけた。
古い教会のような商工会議所の広間で、世界中から集まった作家と本のサイン&即売会をやったのだ。
ぼくは池袋のシリーズを200冊は売ったと思う。
机に積み上げた本は一冊も残らなかったのだから。
フランスのファンは優しくて、笑いが絶えなかったなあ。
けれど、そのときの最も鮮烈な印象はブックフェアではないのだ。
雨の降る午前カフェに向かう途中でのことだった。
通りの向こうから傘もささずにずぶ濡れの少年が歩いてきたのだ。
年は13~14歳くらいだろうか。少年はすこしも恥じることなく普段通りに手をさし出した。
「お金をください」
あのときの切なさは忘れられない。
日本は世界でもめずらしく街でもの乞いを見かけない国だ。
けれど難民問題の大波はいつか必ずこの国も押し寄せてくる。
今回の短篇はそのときの切ない印象を素に書きました。
舞台は近未来の日本です。

02 衣良とマコトのダブルA面エッセイ<14>

この世界で起きるすべての出来事は、自分と無関係じゃない。
石田衣良と、ご存知『池袋ウエストゲートパーク』の主人公マコトが、普段から考えていること、感じていることを、誠実に自己検閲なしで語ります。テーマは森羅万象。とりあげて欲しいことがあったら、ぜひお知らせください。
◇いい人、それとも悪い人?   石田衣良
◆世界は悪に染まったか   真島マコト

03 “しくじり美女”たちのためになる夜話

誰しも恋愛に失敗は付き物。
しかし、失敗から学ぶことは多く、人は“しくじった”数だけ成長するとも言えるでしょう。
このコーナーでは毎回、一般女性をゲストにお招きし、すでに幸せをつかんでいる人にはその過程で得た教訓を、どうしても幸せをつかめずにいる人にはその原因を、鼎談形式でひもといていきます。きっとそこは、男女を問わず糧とするべきヒントで満たされているはず――。

第15回:どうしても恋人と長続きしないアラサーの悩み。

04 IRA’S ワイドショーたっぷりコメンテーター

ワイドショーやニュースによく呼ばれますが、あちらのコメント枠は長くてせいぜい90秒です。石田衣良の作家の眼を通して、もうすこし語っておきたいこと、補足説明やその後の展開など、時事問題をもう一段深く掘り下げていきます。
明日の話題をこのコーナーで拾ってみてください。

05 恋と仕事と社会のQ&A

読者のあなたのパーソナルな質問や相談に、石田衣良が腰を引かずにきちんとお答えします。恋や結婚の悩みや夫と妻の家族問題、仕事の悩みや経済の難題、そして世のなかで発生するすべての問題について、いっしょに考えます。お悩みどしどしお寄せください。

06 IRA’S ブックレビュー

「ブックトーク」という名前なんだから、やっぱり本の紹介は欠かせません。ぼくは本を書くのも、読むのも大好き。買うときは50冊、100冊単位で購入します。きっとみんなは、ビジネス書のように「役に立つ本」や、「感動できて泣ける本」あるいは、ただ1位の本(笑)ばかり読もうとしているかもしれません。でも、そういうものだけじゃなくて、いろんなジャンルの本も気軽に楽しんでほしいから、ぼくがセレクトした本を紹介していきたいと思います。
痴人の愛』[著]谷崎潤一郎(新潮文庫)
水を抱く』[著]石田衣良(新潮文庫)

07 編集後記

著者について

石田衣良(いしだ・いら)
1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告製作会社を経てフリーランスのコピーライターに。97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。受賞作に3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』でデビュー。03年『4TEEN』で直木賞を受賞。06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。『余命1年のスタリオン』『水を抱く』『オネスティ』など著書多数。
[メールマガジン]石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』
毎月第2・第4金曜日配信中!

 

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